私のカナダワーホリ・留学があと数日で終わります。
いろんなことが最後になり、お世話になった人たちにお別れの挨拶をしているところ。
アラサーなのでそれなりに今まで別れの場を経験してきましたが
「さよなら」を言うのがこんなにも辛いと思った経験が今までありません。
それはきっと日本とカナダという距離のせいもありますが
それだけではない。お世話になった人たちが本当に私のことを大事に思っていてくれていたから。
カナダに来る前も、来てからも、一人で海外で過ごすことに不安は抱いていないと思っていました。
実際それを自覚したことがありませんでした。
ワーホリの前半は辛いことばかりで体調も大きく崩し、日々の生活を楽しむことができませんでした。
しかし後半、素敵な方たちに出会ってからはすごく毎日楽しく感じられるようになって体調が落ち着く日が増えてきました。
そこで気づきました。
「何かあったらこの人を頼ろう!絶対助けてくれる!」という存在ができたのが大きかったのかなと思います。
つまり、気づいてはいなかったけどやっぱり一人は不安だったのかなと気づきました。
また「なんでこんな私にここまでよくしてくれるの?」と思うほど、私のことを大事に思い、気にかけてくれた方たち。
今までこんなにも「人の心の温かさ」や「愛」を強く感じたことはなかった。
私は今まで日本で、特に職場で、信じられないような心無い人たちを見てきたからというのもあると思いますが、「海外の地で一人」という孤独な状態がより人の愛を感じられる要因になったのかなと思います。
人は人に傷つけられることもあるけど、人によって自分の人生が豊かにもなるんだなと実感しました。
ワーキングホリデーでこんなに素敵な出会いがたくさんできた私は幸せ者。
こんな思いで終えられることが幸せです。