学生の頃、私は自分のことを器用な人間だと思っていました。
でも働き始めてから気づきました。
私は不器用な人間だなと。
でもこの”器用” 意味合いは違います。
前者の器用は、技術的な習得において
例えば、新しい仕事を始めた時にすぐに仕事を覚えられ、効率よく動けるとかそういった意味合いです。
後者の器用は、手を抜く、なんでも真剣にとらえすぎないとか、そういう意味合いです。
私は仕事を覚えたり、自分で順序立てて仕事をするのが得意なほうなので、新しい職場に行くとありがたいことに結構高評価をいただけます。
しかし、その期待があるからか、また真面目で完璧主義な性格もあり、手を抜くことが苦手で頑張りすぎてしまうのです。
自分では、ものすごい自分に負担がかかって何とか頑張っていることでも、周りから見るとそれらをそつなくこなしているように見えるようで
「流石!」とか言われると、手を抜くことが知らないうちにできなくなり、もっと自分に負荷をかけてしまっているように思います。
働き始めて身体を壊してしまってから、後者の器用さがどれだけ大事かを思い知らされました。
「何とかなる、大丈夫」