カナダで出会ったポジティブさんから気づかされたこと。
カナダにいると日本人でも今まで出会ったことないタイプの人たちに出会います。
類は友を呼ぶっていうから、日本では価値観が一緒の友達が周りにいたんだなと痛感させられます。
例えば、超超超ポジティブ人間さんや、ホントに周りのこと考えないで好きにする人とか。
私の感覚からすると「すげー!」とか「おおっ…」とか「それってあり!?」って良くも悪くも思っちゃうような人たちに結構出会うんです。笑
しかもポジティブさんの中でもポジティブ過ぎて、というか適当すぎて心配になる…ような人もいて。笑
自由やな〜 勝手やな〜 自分の人生をenjoyしてるなって思います。笑
ネガティブな私はポジティブに憧れているのですが、その子になりたいかと言われたらちょっと迷うレベル(笑)
でもこんな風に生きれたら、なんて楽なんだろうと思います。
そして、今日書きたいのはそのポジティブさんたちと関わったことで気づいたこと。
私にはない感覚をもっているのでめっちゃ学ぶことが多いんです。
まず1つ目。
私は何かを始めるときに上手くいかないのではとか最悪のことを想定し、何でも不安フィルターを通して物事を捉えていることに気付かされました。
私はバンクーバーに来て、アルバイトを変える際にめっちゃいろいろ苦労したんですが、それをポジティブさんに相談したとき
「実は〇〇(店の名前)から面接のオファーがあって、どうやら100人くらいある候補者の中から絞られた4人だったみたいなんだけど…」
と話を切り出しました。そしてその「けど」の後に
「向こうの求めてる時間帯に働けないから無理だと思うし、あんまり時間数も入れてもらえない」
ということを伝えたくて、暗めのトーンで話し始めたのですが、ポジティブさんは「けど」に被せて
「おお!すごい!キテるキテる!ラッキーラッキー!」
ってすごい勢いで言ってきてくれて(笑)
「面接を受けられた」といういい部分にめっちゃフォーカスしてるんですね。
「もしそこが無理でもキテるからそろそろ決まるよ!」と。
そんな感じのやり取りが別の話題のときも何回かあったんです。物事の捉え方が全然違うと気付かされました。
そして2つ目。
ポジティブさんは立ち止まらず、振り返らず、前を向いてぐんぐん進んでいっている。
私はそこに立ち止まって自分を責め続けていました。
これもまた仕事の話なんですが、前のバイト先をちょっと辛い形で辞めることになったんです。その時私は
こんな悲しいことが起きた。
私が悪いのかな。
私っていつもこうだ。
なんで私なんだ。
ってめっちゃ落ち込んでいたのですが、ポジティブさんは
「自分にとって心身共にいい方向に環境を変えていくだけ。自分の心がワクワクする方向に進んでいったらいいだけだよ」
とアドバイスをくれて...。この時もハッとしました。
できなかった。
と捉えるのではなく、
自分に合う環境を作っていく。
同じ出来事でも、捉え方次第でその経験が自分にとってプラスなのかマイナスになるのか。全く変わってくる。
というか、ポジティブな人はこの経験が云々とかも深く考え無いのだろうなと思いました。
私は「こうすべきだったかな?」とか「相手がどう思うかな?」とか考えすぎてしまうのですが、私がポロッと言った一言に対しても、
「えっ、もうそんなんどうだっていいじゃん」とか「考えすぎだよ」とか
「あんた何言ってるの?」みたいな感じでゆってきてくれるから、こっちは頭をゴツンと叩かれたような感じになって「えっ、そうなん!?じゃあそれでいいんかな...?」って思うんです。
でも、そう思うだけで毎回心には落としきれない。だって、この性格でアラサーまできたのでね。笑
今までの友達は私の性格を十二分に理解してくれていて、とにかく聞くことに徹してくれてくれて、そして、どう言ったら私が楽になるのかも完全に把握して言葉をかけてくれていました。笑(私って幸せ者ですね。)
だから、こんなにバサっと切り返してきてくれるタイプの人がいなかったので全てがとても新鮮です(笑)
その人たちが私みたいに深刻に考えなくても、毎日をめっちゃエンジョイしている姿が眩しくて眩しくて、羨ましい!
そして何事も結局うまく回っているのを体現してくれています。
その人たちみたいになろうと思って直ぐに変われる訳ではありませんが、せっかくなのでめっちゃ観察して、少しでも真似していきたいです。